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2006-05-09 00:00:00
ファイバーテック、デジタル映像技術のピックスワーク社と事業提携

概 要
IRIグループ会社で医療機器ベンチャー企業のファイバーテック株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役三池神也、以下ファイバーテック)は、この度、デジタル画像処理技術の研究・開発を手がけるピックスワーク株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役大塩啓行、以下ピックスワーク)と事業提携契約を締結しました。ファイバーテックはピックスワークが開発した画像圧縮ソフトウェア『Pixwork』を活用し、医用画像処理アプリケーションを開発・販売いたします。

背景

近年の情報通信技術の高性能化・低価格化に伴い、患者に関わる画像情報の伝送に基づいて遠隔地から診断、指示などの医療行為を行なう「遠隔医療」に対する認知度が高まってきています。特にCTやMRI等を介した画像診断分野においては、多くの医療施設に機器導入が進みながらも、高度な画像診断は専門医が常駐する病院にデジタル画像を転送し遠隔地での診断に頼らねばならない医療機関が存在するという遠隔医療が浸透しやすい環境にあります。しかし一方、遠隔診断を実行する上で、医用画像データの蓄積及び効率的な転送と共有という点でデータの圧縮が最大の課題となっています。ピックスワークは、高効率かつ完全に復元可能な独自の圧縮技術を開発しました。

ピックスワークの画像圧縮ソフト「Pixwork」の特長

1.原本性の確保(完全可逆圧縮):Pixworkの可逆圧縮符号化方式を用いることにより、データの欠損を発生させることなく原本性を維持したまま可逆圧縮を行なうことが可能です。

2.高圧縮の実現:圧縮したデータを完全に復元することの出来る可逆圧縮でありながら、データ量を約1/3のサイズにまで高効率で圧縮することが可能です。

3.コストの削減:高圧縮によりストレージコストが大幅に削減できるだけでなく、書き込み・読み込み・伝送等の作業効率が格段に向上することによるコスト削減も可能です。

4.高速な読み出し:データを読み出す際に、解像度と画像品質を選択・調整し、表示することが可能です。これにより、サムネイル表示などで画像の大まかな概要を表示させたい場合など、より高速に読み出し、表示することが可能です。

5.メタデータの保持:画像データ以外のメタデータに関しても、原本性を維持したまま保存することが可能です。

今後の予定

今後、ファイバーテックとピックスワークは相互に協力し、画像診断以外の医療分野にも適応できる画像サーバーやアプリケーションの開発を行なう予定です。



本件に関する問い合わせ先
ファイバーテック株式会社 法人営業部 前川
TEL 03-5259-7600 FAX 03-5259-1155

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